業務用ドッグフードのメリット・デメリット

店頭やインターネット通販などで、10~15kgなど大容量のドッグフードを購入することができます。
業務用の大容量ドッグフードのメリットとデメリットについてご説明します。

業務用フードの一番大きなメリットは、やはり経済的であることです。
多頭飼いしている場合や大型犬が複数いる場合、毎日大量のフードを消費すると思いますが、大容量フードは小量のフードを何袋も買うより、100gあたりの価格が下がるため安く購入できてお得です。

今までは業務用、大容量というと低価格のため、粗悪な製品が多く出回っていました。
今でもそういったものが店頭に置かれていることも事実です。
しかし最近では、素材や品質にこだわったものも多く販売されています。
少量で購入すると高くつきがちな高品質ドッグフードも、大容量のものを買うことで、同じ品質のものが安く手に入るのです。

デメリットとしては、せっかく購入したフードが体質に合わないか、好みに合わない場合、大量のフードを無駄にしてしまう可能性があることです。
また、途中まで与えていたとしても、体質や好みが変わって与えられなくなったときに、フードの切り替えが必要になることがあります。
どんなフードでも、与えている途中でアレルギーを発症したり好き嫌いをしないという保証はありません。
しっかりと見極めて購入する必要がありそうです。

購入する際の判断として、使いきれるかどうかも重要です。
賞味期限内に消費しきることはもちろんですが、開封してから酸化するまでに素早く消費しきることができるかを考える必要があります。
せっかくの高品質なドッグフードでも、酸化してしまっては意味がありません。
一頭飼いや小型犬が多い場合は、なかなか難しいかもしれませんが、犬を飼う友人などとシェアすると良いですね。

一度開封したら、できるだけ早く密閉容器やジッパー付きの袋などで小分けにし、直射日光や高温多湿を避けて保存しましょう。